2009/01/06 - いわき民報
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> 2009年01月06日
新春市長記者会見〝元気なまち〟に知恵絞る、「安全」など4本柱
櫛田市長は6日午前、鹿島町久保のパレスいわやで新春記者会見を開き、今年の市政運営方針などの年頭所感を述べた。「元気なまち・いわき」の実現に向け、産学官地といった地域のさまざまな力を結集することを基本に、施策の重点をハードからソフトに移すとともに、知恵を絞り創意工夫を重ねながら市民が将来に夢と希望を抱き、いきいきと暮らすことができるまちづくりを進めていく考えを示した。
重点施策としては、「暮らしの安全・安心を高めるまちづくり」「地域の活力を高めるまちづくり」「人口減少と少子高齢化へ対応するまちづくり」「行政経営の視点を取り入れたまちづくり」の4つを挙げた。
「暮らしの安全・安心を高めるまちづくり」では、地域医療の確保・充実を図る観点から市内医療関係者と連携を図りながら、大学医学部などへの医師招聘(しょうへい)に向けた活動やガイダンスの開催などに引き続き取り組むほか、休日夜間急病診療所の時間延長の検討を進めるなど、安全安心できる医療提供体制の充実を図る。また、消費生活センター相談員の増員、前倒しして学校施設の耐震化を進める
「地域の活力を高めるまちづくり」では、四倉漁港内に、既存施設を活用した市内初の「道の駅」整備に着手する。5月にはいわき芸術文化交流館「アリオス」中劇場が供用開始され、いわき平競輪場では地域開放型施設が3月から供用開始となるとともに、夏にはナイター競輪も開かれる。また、県内では初めてとなる日本陸上競技連盟の公認コースによるフルマラソン大会を開く。
「人口減少と少子高齢化へ対応するまちづくり」では、いわき四倉中核工業団地を中心とした企業誘致を積極的に展開するとともに、いわき観光まちづくりビューローを中心に民間事業者、地域づくり団体、行政などが一体となって福島空港就航先の旅行エージェントに対する宣伝活動などを行う。また、新規事業として、助産師が授乳の仕方や母乳に関する相談などを行う授乳支援事業を行う。
「行政経営の視点を取り入れたまちづくり」では、行政経営市民会議を中心に、新・市総合計画の次期基本計画の策定などに取り組む。また、4月から市の公式ホームページをリニューアルし、バナー広告を導入し収入確保に取り組むほか、県内市町村では初めてとなる主要4税目のコンビニエンスストアでの市税収納も行う。
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記者会見で櫛田市長は、就任後約3年間を振り返っての成果やさまざまな課題の中、市政に臨む姿勢などに関する質問に答えた。
この中で、今秋行われる市長選への出馬については「もう少し先に結論を絞り込みたい」と述べるにとどまった。
海竜の里センター、わんぱく祭り開催〝新春の空に歓声響く〟
市海竜の里センターで2、3の両日、正月の恒例イベント「新春わんぱく祭り」が開かれ、冬休み中の子供たちや多くの家族連れでにぎわった。
小学生以下の子供たちに限り、施設内の遊具が無料開放された。ドラゴンコースターや観覧車から子供たちの歓声が響き渡った。
会場の一角には、竹馬やこま回し、はねつきなど昔懐かしい遊びが楽しめる「昭和の遊び体験コーナー」も設置。子供たちは普段あまり体験できない遊びを楽しんだ。
このほか、来場者全員にメランポジューム、クロホオズキ、マリーゴールドなどの花の種や甘酒などが無料で振る舞われた。
2009/01/06 - いわき民報
Jリーガー2人が初げり、ふるさとで今年の決意語る
いわき市出身のJリーガーが年末年始で帰省し、ふるさとでの初げりに参加した。モンテディオ山形のMF渡辺匠選手(26)と、サンフレッチェ広島のMF高萩洋次郎選手(22)で、ともに今季からJリーグ1部のJ1に昇格し、国内最高峰の舞台でのプレーを控える。勝負の1年の第一歩をふるさとで踏み出した2人。「新たな舞台で躍動する姿を見ていただきたい」と渡辺選手が意気込めば、高萩選手も「プロを目指すいわきの選手たちの目標になれるよう頑張りたい」と決意を語った。
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市病院局、病院・医療事務実務経験者採用
市病院局は8日から、病院経営の一層の推進を図るため、病院事務、医事事務の実務経験者の選考採用の受け付けを始める。
採用予定職種は、病院事務2人程度、医事事務3人程度。受験資格は共に昭和38年4月2日以降に生まれた人。病院事務では、病院経営に関しておおむね5年以上の実務経験を持つ人、医事事務は、診療報酬請求に関する資格を持ち、おおむね
5年以上の経験があるか、診療録の管理に関する記録を持つ人となっている。
受け付けは8~30日。試験日は2月11日。同月下旬に合格が発表され、4月1日に採用される。採用後は、病院局の事務部門に配置され、採用後も基本的には病院局内での異動になる。
問い合わせは市立総合磐城共立病院事務官管理部総務課=電話(26)6791=まで。
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市内3署で年頭点検、市民の安全に心ひとつに
いわき中央、東、南のいわき3署は仕事始めの5日朝、各署で年頭点検を行い、署員の厳正な規律と旺盛な士気を養った。点検終了後、仕事始め式を開き、各署長が訓示した。点検に臨んだ署員たちは市民の安全安心のため、心を1つにした。
2009/01/06 - いわき民報
小名浜の工場で爆発事故、従業員ら6人が軽傷負う
5日午後3時55分ごろ、いわき市小名浜字渚2の4、日本海水小名浜工場(本社・東京都中央区、金沢正博代表取締役社長)敷地中央付近で、水処理に用いる吸着剤「リードエフ」の製造センターで爆発事故が発生し、製造建屋と隣接する分析室などで仕事をしていた同社従業員の男性3人と女性2人、派遣の女性社員1人が、爆風で吹き飛んだ製造機械の破片や建屋の壁などにぶつかるなどし、頭部打撲や裂傷などの軽傷を負って市内の病院に運ばれた。このうち2人が検査入院をしたが、翌日には退院するなど命に別条はない。同社では「何らかの運転異常があった可能性がある」との見解を示している。
負傷したのは、会社従業員は同市小名浜住吉の瀬谷潤一さん(25)と同所の武藤健一さん(61)、同市四倉町の吉田泰三さん(31)、同市渡辺町の草野弥江さん(44)、同市小名浜岡小名の丹緑理さん(45)、派遣社員の同市小名浜岡小名の平井喜美江さん(41)の6人。
同社によると、爆発した個所は同社が特許を取得して販売している、工場の廃水処理や飲料用水の処理など、水中の汚染物質を除去する樹脂製吸着剤「リードエフ」と呼ばれる製造建屋。建屋では通常、吸着剤を製造するためのポリマー樹脂などの原材料と、加工に必要な危険物4類の加熱性溶媒ジメチルスルホキシド(DMSO)などを用いた精製、蒸留作業が行われている。今回は製造過程で用いるタンク型のリード蒸留塔か、加熱用の蒸気ボイラーが爆発した可能性が高い。
吸着剤は12月26日まで製造しており、仕事始めとなった5日は午前8時から、製造タンク内に残っていたDMSOと不純物の混合物を減圧したのち、120度まで加熱することで蒸気となったDMSOを回収する、製造再開に向けた下準備の作業を行っていた。同社ではDMSOは189度で引火し、タンク内にも複数の検知器が設置されているため、過熱による爆発とは考えにくい、としている。
事故当時、建屋では瀬谷さんと武藤さんが停止作業中、吉田さんは隣接する事務所、平井さんは棟続きの分析室、丹さんと草野さんは塩の分析センターで仕事にあたっていた。瀬谷さんたちは「異常はなかった」と当時の状況を振り返っているという。
現場は小名浜港に隣接する工業地帯。工場の目の前に住む女性(77)は「『ドン』という大きな音が聞こえて、外に出たら嫌なにおいがした」と話し、従業員も「なぜこんなことが起こったのか分からない」と不安げな表情を浮かべていた。
いわき東署と市消防本部は6日も引き続き午前9時から、建屋付近で現場検証を実施した。
【社長らが謝罪会見】
金沢社長と安原茂樹常務取締役は5日午後8時半から、同工場で会見を行い、「大変ご迷惑をおかけして本当に申し訳ありませんでした。今後さらに一層、安全と品質についてしっかりやっていきたい」と謝罪した。
また会見に先駆けて、菊地泰博工場長と四元利夫環境事業部製造部長が事故の概要を説明した。その中で、現在、製造に使用しているリード蒸留塔の使用年数は20~25年程度で、法的な耐圧検査の対象となっていないため、「基本的に毎日点検している」と自主検査を行っていることを明らかにした。耐用年数は分からないという。
今回のケースは非常に珍しく、同社は今回の事故を受け、DMSOを使用し爆発した事例がほかにないか、調査に当たっている。
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